【初心者向け】金・プラチナ投資とは?投資方法やメリット・デメリットをまとめてみた

【初心者向け】金・プラチナ投資とは?投資方法やメリット・デメリットをまとめてみた

「金・プラチナ投資って稼げるの?」

「金・プラチナ投資のやり方がわからない」

このようなお悩みはありませんか?

こちらの記事では金・プラチナ投資について初心者にも分かりやすく解説します。

また、実際に投資する方法や注意点など、投資するにあたって基礎的な知識をまとめました。

記事を最後まで読んでいただければ、金・プラチナ投資の魅力や実際に投資する方法など、さまざまな疑問が解決するでしょう。

金・プラチナそれぞれの特徴とは?

金は紀元前6000年前の大昔から2021年代の現在に至るまで世界中で非常に価値あるものとして扱われてきました。なぜ価値があるのかというと、見た目の煌びやかさやブランド力、希少性があることなどが挙げられます。

そのような特徴により「金の価値は下がらない」とまで言われるほど、現代でも価値ある貴金属として扱われています。正確には金の価値は当然下がる事もあるのですが、経済危機や戦争などの有事のときに金は価値が下がりにくい「安全通貨」として積極的に買われやすいです。

歴史的に見ても国が発行する通貨の価値は、戦争や経済危機により価値を一時的に無くすことがありました。しかし、金は紀元前6000年から現在まで価値を失ったことはありません。このような歴史的背景から、コロナウイルスなどの疫病流行やリーマンショックの時に金が買われる傾向にあるのです。

金は国の信用がなくても世界共通で価値を認められている国籍のない通貨なのです。

プラチナ

プラチナは金とは違い、通貨としての役割は弱いですが、金の約20倍も希少価値があり非常に貴重な貴金属です。しかし、金のように通貨の代わりとして代用できるものではなく、プラチナは単なる貴金属の商品という側面があります。そのため、プラチナは商品としての需要と供給の関係で値段が変化する性質を持っています。

プラチナの需要の60%ほどは自動車部品などの工業用が占めている為、自動車の需要などに価格は反応しやすいです。近年では金よりも値を下げ停滞気味でしたが、2018年あたりからまた価格が上昇傾向にあります。

その背景には、金の価格が高値になり、投資家が手を出すのをためらってしまったため、次の安全資産としてプラチナが選ばれるといった経緯があるのです。

金・プラチナ投資の投資方法

金・プラチナの投資方法には大きく分けて5つの方法があります。投資期間やどの程度のリスクをかけるのかによって適した方法は異なります。下記ではそれぞれ5つの投資方法を表にまとめ、解説します。

・主な販売会社

・難易度

・現物の保有

・投資期間

・投資資金

現物投資は金・プラチナを手元に置いておき、観賞用にすることも可能です。しかし盗難のリスクが常に付きまうため、セキュリティがしっかりした場所での管理が必要になります。

また初期投資額が安いものでも数十万のため、資金に余裕がある方向けです。

積み立て

せ積み立て投資は約3,000円と小額から投資ができるため、小額から手堅く金・プラチナ投資をしていきたい方におすすめです。基本的には数十年単位で持っておくことで利益につながりやすいため、将来に向けた長期的な目線で投資すると良いでしょう。

サラリーマンや自営業者の方に人気の商品です。

デメリットとして証券会社などの業者に対して年会費がかかる可能性があるということが挙げられます。

宝飾品購入

宝飾品購入は時計やネックレスなど実際に使えることが最大のメリットです。もし今後金・プラチナの価格が下がっていったとしても、現物投資の金の塊よりも使い道があるという点では良い投資対象でしょう。

しかし、売却するときは中古価格として買い取られるため難易度は高め。

また現物投資と同じく、盗難のリスクがあるため投資目的の金・プラチナ購入は注意が必要です。

先物取引

先物取引はFXのようなイメージで証券会社を介して24時間取引できます。またレバレッジという元本以上の取引ができるシステムを使って少ない資金から金・プラチナ投資を始めることが可能です。

投資の期間はトレーダーのスタイルによって異なります。大きな金額をベットして数秒で売り抜けるスタイルや少ない金額で1週間~2か月ほどを目安に保持するスタイルなどがあります。いずれのスタイルも他の投資方法に比べると短期と呼べるでしょう。

先物取引は小額から大金を得るチャンスがあるため人気の投資方法ですが、実際トレードするとパソコンに何時間も張り付く必要があるため、サラリーマンなど忙しい方には不向きです。

ETF(上場投資信託)

ETFとは日本語に略すと上場投資信託という意味です。中身はファンドの評価基準が金・プラチナの価格の値動きに連動するように運用されているというもの。また、30万円以上の入金をすることで、元本以上の取引(レバレッジ)ができます。

そのため、金・プラチナの投資資金が30万円以上用意できる方におすすめです。しかし、レバレッジをかけすぎると損失を想定よりも被ったときに口座資金がマイナスになることがあります。口座資金がマイナスになると追加でマイナス分を支払わなければならないため、計画的な資金管理が重要です。

金・プラチナ投資の注意点

金・プラチナ投資にはさまざまな魅力がありますが、いくつかの注意点を忘れてしまうと大きなリスクを背負ってしまいます。いきなり前のめりに金・プラチナ投資を始めるのではなく、しっかりと注意点を踏まえてから投資を始めましょう。

損失を被るリスクがある

金・プラチナ投資には先物取引や積み立て投資など、小額から気軽に始めることができます。しかし、何も準備せずに投資すると多額の損失を被ってしまうことがあります。

対策として、金・プラチナの投資資金は最悪無くなっても日常生活に支障のない金額を口座に入れましょう。生活資金までも投資に費やしてしまうと損失が膨らんでも損切(損失を確定させること)が出来なくなってしまいます。ある意味、投資は自分との戦いともいえるでしょう。

また投資の勉強は損失を減らす助けになってくれます。特に先物取引のようなリスクの大きい商品は勉強が必須です。資金管理や値動きの癖、世界情勢などを知識に入れておくことで無駄な損失を防いでくれるでしょう。

税金

金・プラチナ投資で儲けが出た場合は確定申告が必要です。現物投資のインゴットや地金などで得た売却益はその他の所得と合算する総合課税の対象になります。

ただし、年収2,000万円以下の給与所得者で金・プラチナの売却益が20万以下の方は確定申告する必要はありません。その他積み立てや信用取引などにはそれぞれの課税システムがあります。

確定申告について詳しく知りたい方は、書店で本を購入して勉強しましょう。

面倒だと思われがちな確定申告ですが、勉強することで節税の方法も分かるため今後の投資が有利になります。

まとめ

金・プラチナ投資は投資対象としては非常に良い投資対象となるでしょう。しかし必ず儲かるというものではないため、しっかりと勉強したうえで投資を行っていく必要があります。

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